令和3年度秋田市協働サポート交付金事業
私たちの生活のあらゆるところで使われているプラスチック。
加工しやすく、耐久性も高いことから、生活に欠かせない存在です。
その一方、世界中で「プラスチック問題」が深刻化しています。
特に近年問題となっているのがプラスチックごみによる海洋汚染問題です。
この事業では、秋田市のプラスチックごみに関する
「啓発・行動・定着」「現況把握・啓発」をターゲットに展開しました。
ACTION & RESERCH
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ACTION
2021.6
ワーキングチーム発足
秋田県立大学システム科学技術学部機械工学科で主にプラスチックの研究をされている境英一先生を委員長に、
8名の有識者と事務局でワーキングチームを構成しました。
オブザーバー:秋田市環境部 -
ACTION
2021.7
動画の作成
秋田市を拠点に活躍するプロスポーツチームの皆さんに協力をあおぎ、
プラスチックスマート啓発動画を撮影しました。 -
RESERCH
2021.8
農業用水路の現況把握
農業用水路のプラスチックごみの現状を知るために調査を行いました。
※調査地の設定
水土里ネット秋田 総務企画部 制作・広報班
※調査地確定協力要請:水土里ネット新城川(新城川土地改良区)
■調査地:地点1:二田水路 長岡地区水門
地点2:笠岡水路
地点3:飯田長野水路 -
RESERCH
2022.10
河川プラスチックごみの現況把握
河川のプラスチックごみの現状を知るために調査を行いました。
■試料採取地
1.雄物川流域取水地
➀下流域A 秋田市国際ダリア園 船着き場(2ℓ×2本)
➁下流域B 秋田南大橋 (2ℓ×2本)
➂下流域河口 (2ℓ×2本)
2.海岸波打ち際砂採取地:雄物川河口海岸 (1ℓ×2本)
■調査方法 調査ポイントから採取した河川水を1㎜のふるいで選別し、
目視、50℃-50%砂糖水(比重で識別)でプラスチックを特定し記録した。 ※秋田県の海岸漂着ごみリーフレット調査方法(県立秋田南高等学校中等部)参照 -
ACTION
2021.12
啓発パネルの展示
秋田市庁舎 1F 市民ホールにて、
海洋ごみメカニズムに関する解りやすい啓発パネルを作成し多くの市民が来場する市庁舎へ展示しました。 -
ACTION
2021.12
プラスチックフリー アクションWeekの開催
令和3年12月16~23日/令和4年2月18~25日
キャンペーン期間中にマイカップ持参及びプラスチックトレー等リサイクルBOX利用アクションを実施した市民へ、市全域にて通常の3倍のポイント付与を実施ししました。
➤目的:単なる啓発に留まらず、行動変容を実現するため
➤あきエコどんどんアプリ:参加者5,695名(2021.12月末)
ポイント付与箇所64箇所
※市内コンビニ、スーパー等
➤キャンペーン月参加実績:1,170名
1)マイカップ持参アクション445人(276人/月平均・169人増)
2)リサイクルBOX利用 725人(658人/月平均・67人増)
➤訴求人数:5,695名(令和3年12月末日現在)