CEEA(あきた地球環境会議)について
CEEA(一般社団法人 あきた地球環境会議)設立の目的
人類はその生誕から今日に至るまで、地球史上稀にみる繁栄を成し遂げてきた種であると言えるだろう。この繁栄は、意識的・無意識的にかかわらず、地球環境と共生することによって支えられてきたと考えられる。
秋田に代表される日本の地方に手付かずの自然や人の手の入ることで成立する自然が多く存在することは、地球環境と共に生きてきたことを確認させられる一例といえる。
一方で、近年、化石燃料の利用増大による二酸化炭素などの温室効果ガスの増加、地球温暖化とそれに起因すると考えられている異常気象にはじまる諸現象、石油をはじめとする枯渇性資源の減少、淡水資源の不足、生物資源の不均衡な搾取・移動等による生態系の撹乱、生物多様性の低下、森林面積の減少、土壌荒廃や砂漠化など、地球規模で様々な環境問題が起こっている。これらの問題を引き起こす多くの要因は、日本を始めとする先進国や輸入国からの需要であり、我々のライフスタイルが問題であると言える。「共生する関係」が減っていく中で、「一方的に搾取するような関係」が生じてしまっている。
このことは、一地方の秋田で生活をする我々にも当てはまる。
しかし、秋田県内には、このような問題意識から、温暖化対策や環境保全・美化、省エネルギー、新エネルギー、健全な森づくり、環境配慮型農業、省資源(3R)等の様々な分野で、低炭素・循環型社会を目指しそれぞれの立場で活動する団体が増え、まさに"Think globally, Act locally"と言える活動が生まれ始めている。
この活動を収縮させることなく、「共生する関係」を再構築するためには、地球環境と我々の生活の双方と互いの関係を「知り」「学び」「共有」することが重要であると考えられる。
以上により、我々は、地球温暖化防止や地球環境保全に資する活動を推進し、その活動をより効果的なものにするために、地球環境全般や秋田県内を中心とした環境活動などの情報、ライフスタイルにかかわる最新情報・データなどを調査、収集、分析し、広域にかつ中立的に秋田県民や各団体、さらに日本全国に発信する事を通じ、地球環境と共生する持続可能な低炭素・循環型社会を構築・形成することが重要であると考え、「一般社団法人あきた地球環境会議」を設立するに至った。
主な事業
- 地球温暖化防止活動と地球環境保全活動を推進する事業
- 地球環境に関する調査・研究とその情報収集及び提供をする事業
- 国内外の環境情報の収集発信と普及啓発事業
- 個人・団体の環境配慮活動の連携事業とコーディネート事業
- 次代を担う子どもを中心とした環境教育のための事業
- その他、当法人の目的を達成するために必要な事業
役員
代表理事 | 長谷川 兼一 | 秋田県立大学システム科学技術学部 建築環境システム学科 教授 |
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理事 | 蒔田 明史 | 秋田県立大学 理事兼副学長 |
理事 | 熊谷 嘉隆 | 公立大学法人国際教養大学 理事兼副学長 |
理事 | 高田 克彦 | 秋田県立大学木材高度加工研究所 所長 |
理事 | 福岡 真理子 | 一般社団法人あきた地球環境会議 事務局長 |
理事 | 東海林 拓郎 | 秋田県立秋田中央高等学校 生物教諭 |
理事 | 岩本 承子 | 一般社団法人あきた地球環境会議 チーフマネージャー |
監事 | 藤原 儀弘 |
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※令和5年7月1日現在
定款について
アクセスマップ
〒010-0912
秋田市保戸野通町7-33 2F
TEL/FAX:018-874-8548
来客用駐車スペース有
■自家用車
秋田自動車道秋田中央ICから
約7km
■バス
JR秋田駅西口 8番線バス乗り場から乗車 約10分
「通町2区」バス停下車 徒歩2分