
サバ州ってどんなところ?


マレー半島の東沖に位置し、ボルネオ島の北側にあるサバ州。州都は「キナバル山のある町」という意味を持つコタキナバルです。
マレーシア最高峰のキナバル山があり、州の大半をジャングルが占める、美しいネイチャーリゾートシティとして「KK(ケーケー)」の愛称で親しまれ、世界中から観光客が集まります。
様々な環境問題
豊かな自然に恵まれたサバ州は、近年経済的にもめざましい発展を遂げています。人々の暮らしが便利になる一方、深刻な問題となっているのが環境問題です。

大量に排出されるごみ
一つは大量に排出されるごみの問題。日本国内のように分別回収のノウハウがなく、資源として再利用されるものも含め、ごみとして出されたものはほとんどがごみ処理場へ運ばれます。処理場はごみの山として、衛生環境や周辺の治安などが問題視されています。そこで私たちCEEAは草の根技術協力事業(草の根協力支援型)において国際協力機構(JICA)の委託を受け、秋田市のごみ分別・回収の歴史やノウハウを基にコタキナバル市ごみ分別・回収ガイドラインの策定を行いました。
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JICA草の根技術協力事業
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「コタキナバル市における廃棄物管理の改善」

地球温暖化に関する基礎知識と
取組の不足
もう一つの問題は、環境問題への意識の低さです。もともとが資源産出国であるマレーシアでは「節電」や「省エネ」への意識が希薄で、そういった環境教育を行う機会がありませんでした。日本で各都道府県・指定都市に設置され成果を上げている「地球温暖化防止活動推進センター」を設置し、キックオフを図りました。
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地球環境基金助成金事業
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「世界へ広がれ!日本のアクション
“サバ州”STOP地球温暖化防止センター設立」

気候変動対策が喫緊の課題
スクールマニフェストを通してサバ州の高校生の地球温暖化防止意識が醸成されました。SERASIコンテストでは全州域の学校で「パリ協定」と「SDGs」が認知され、達成のための取組みが推進されました。
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地球環境基金助成事業
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サバ州地球温暖化防止センター
SDGs達成へ寄与!
“気候変動×スクールマニフェスト”で
未来を描くProject